失敗(死亡)した暗号通貨プロジェクトを追跡しているCoinopsyとDeadCoinsのデータを元に、今年に死亡したプロジェクトはすでに1,000個以上に達することが分かったとテッククランチの記事で発表されています。
失敗(死亡)したプロジェクトとしての判断基準は、アバンダンウェアから詐欺、ノードがない、低トランザクションなどが含まれる。
Coinopsyは247プロジェクトが死亡したと指摘。今年1月に閉鎖したビットコネクトもそのうちの一つで、同ウェブサイトには「暗号通貨業界で最も成功したポンジスキーム」と記されている。
記事URL⇨https://www.coinopsy.com/dead-coins/
DeadCoinsには830以上の死亡プロジェクトが列挙されている。中には詐欺的なICOでSECに中止させられたチタニウム・ブロックチェーン・インフラストラクチャ・サービシズが含まれる。同プロジェクトは投資家から2,100万ドル(約23億2000万円)を調達している。
記事URL⇨https://deadcoins.com/
2018年に入りこれまでにICOで調達された金額は137億ドル。すでに昨年の2倍に達している。テッククランチによると、詐欺や失敗したプロジェクトによる昨年の調達額は10億ドルだった。
参考記事:https://techcrunch.com/2018/06/29/thousands-of-cryptocurrency-projects-are-already-dead/
そもそもですが、既にビットコインはじめ、ある程度価値が認められている暗号通貨だってまだまだ未完成なのです。ましてや本当に社会で役に立つ暗号通貨は誰でも簡単に作れるというわけではありません。
特にICOへの投資はホワイトペーパーやロードマップのチェックは勿論、どのようなマーケティング戦略で普及させるのか?どの程度の業界シェアを取りに行くのかなど、しっかりと分析する必要があり、そのプロジェクトを応援し続けれると思ったのだけに投資すべきです。
目先の利益だけにフォーカスしたら、かえって大事な資産を目減りさせるだけです。