オーストリアのウィーンのとあるレストランで、フリー Wi-Fi を利用していた男性が 10万ユーロ(約 1,200万円)分のビットコイ(bitcoin/BTC)の盗難にあってしまう事件が起きました。
この男性は「レストランが解放しているフリー Wi-Fi を利用して、自身のビットコインアカウントにログインをしていたところ、突如ビットコインを盗まれた」と話しています。
ここで最も注意しなければいけないのが、フリー Wi-Fi は常に “誰かに見られている” という認識を持つ必要があるということです。
価値を持つビットコインや暗号通貨(暗号通貨)の取引所やウォレットの接続は勿論、GmailやAmazonなどのアカウントにログインも絶対してはいけません。
今回の事件について、オーストリアの警察は、彼がフリー Wi-Fi 接続中に盗難にあったのか、それともアカウント自体が元々ハッキングされていたのかを調査しています。
今回の事件は “盗難事件” と判断される可能性が高いですが、
これは「ビットコイン市場の規模が拡大し、それに伴って関心を寄せる人の数が増加」したことを意味すると言えるといえます。
ビットコイン(bitcoin/BTC)盗難事件について
この記事の他に、先日「ビットコインゴールド(Bitcoin Gold/BTG)詐欺」も発生しています。
このような事件は、市場が大きくなればなるほど発生します。
数ヶ月前にも、韓国最大の仮想通貨取引所「Bithumb(ビットハン)」がハッカーに襲われ、1.2億ウォン(約 11億円)分のビットコインとイーサリアム(Ethereum/ETH)が盗まれました。
この事件の犯人はすでに犯人は逮捕され、犯人のペンシルベニアの男性は 40億ドル(約 44億円)分のビットコインを盗んだとして容疑を認めています。
こうした事件は、今年に限ってではなく、マウントゴックスの前からずっとありますし、投資業界ではつきものです。
普段からアカウントの取り扱いには注意が必要です。
ビットコイン盗難・詐欺の被害に遭わないために
ビットコインをはじめとした暗号通貨盗難の被害にあわないようにするためには、普段から個人で対策をしておく必要があります。
とは言っても、そう難しくはなく、実際に注意しておくべきポイントは限られています。
- アカウントへのログインは自身が契約しているインターネット接続でのみ行う(ポケット Wi-Fi ならなお良い)
- 暗号キーは絶対に他人には教えない。(物理的なメモ用紙などに残す)
- 取引所にむやみに置いておかない。(ハードウォレットや紙に印刷が理想的)
気をつけるポイントは以上の 3つです。
普段からインターネット接続に少し注意を払っておくことで、あたたのビットコイン(bitcoin/BTC)やアルトコイン(altcoin)を盗難被害から守ることになります。
大事な資産を守るために、是非、徹底してくださいね。